油水分解槽・原水槽などの
油分を自動回収・有価化
油水分離システム導入で
悪臭・廃棄コストを解決する
油分流入過多による機器能力低下を防ぎ、最適な運用をサポートします。
目次
油脂を機械で自動的に回収し不衛生による害虫・悪臭・詰まり・環境汚染を防ぐ
機器能力を最適化し、油脂処理・油水分離を安定的に行うまでサポート
設計値より多くの油分流入が多くなると、曝気槽分解能力が低下するため、前処理装置が必要となります。 原水分析値より計算し、前処理装置の選定を行います。
- 前処理装置例
-
- 原水槽、油水分理槽での油分回収装置
- 調整槽での油分回収装置、加圧浮上など
- 曝気槽での前処理装置
油水分離対策のための装置「SOLパレートシステム」
貯留タンク・固液分離・油水分離のデモ機
固液分離と油水分離を行い、油脂原料の精製を行うシステムです。
精製された油脂は有価物として買取に出すことができます。
SOLパレートシステムの仕組み
油水分離装置導入のメリット
- 電磁界改質機を使って油を浮きやすくることができるので、油の量が多く取れる
- 凝集剤などの薬剤をカットできる
- きれいに分離した油の質が良いので有価で販売可能
- バキューム労力や油脂の廃棄コストが減少
- 油脂を有効にリサイクルできるので環境に優しくCO2削減
SOLパレートシステムデモ機の稼働状況
油水分離装置稼働テスト結果
原水に比べて、ノルヘキ(n-ヘキサン)、懸濁物質、BODが大幅に減少しました。
ノルヘキ(n-ヘキサン) : | 1610ppm |
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SS(懸濁物質) : | 4220ppm |
BOD : | 5190ppm |
ノルヘキ(n-ヘキサン) : | 5未満 |
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SS(懸濁物質) : | 140ppm |
BOD : | 2870ppm |
SS(懸濁物質・BOD)・ヘキサン(n-ヘキサン)抽出物質の減少を実証する報告書
原水に比べ、処理水は懸濁物質が約96%減少、BODは約45%減少、ヘキサン抽出物質は約99%減少と、高い処理能力を実証できました。
その他の油水分離実証事例
その他の油水分離実証事例
油脂の大量排出で安定した処理ができていないと、不衛生により害虫の発生や悪臭の発生、排水溝の詰まり、下流水域(設備)への環境汚染が日常的に起こってしまいます。
排水処理の安定化により、管理の安定化と悪臭の軽減を図ります。
【処理前】 排水出口に油脂等が溢れている状態(ファストフードチェーン店様の工場)
【処理後】 排水入り口の処理水の透明度が上がり、きれいな排水状態となる。
油水分離の安定運用と機器負荷・コストの削減を実現
根本的かつ緊急対応をいたします
油水分離を安定的に行うことで、排水処理がスムーズになりコスト削減も叶います。 まずは徹底的に現場検証を行い、事業フローはもちろん、周辺環境も鑑みた課題解決・改善をご提案いたします。
対応業種
- 日配食品製造業
- 豆腐製造工場、麩製造工場
- 製麺工場
- 洗米工場
- 食品加工業
- 食肉加工業(ハム工場)
- ブロイラー加工場
- 化学工場
- 製油工場
- と畜場
- 油脂製造工場
- 調味料加工業
- その他製造業など
強力油脂分解剤導入・運用サポートの流れ
- アフターフォローで定期的な分析、機器のメンテナンスをしています。
- お客様の希望に合わせてメンテンナンス内容は異なります。