こんにちは。野崎徹です。
先日、天城抗火石高速散水ろ床法を用いて当社が設計した排水処理施設のコンクリート工事が終了しました。
いよいよ最重要部である天城抗火石を散水ろ床槽に設置する石入れ作業が行われるので、その立ち合いに行ってきました。
クレーンで吊って直径1m、体積1立米ほどの天城抗火石の入った袋を、散水ろ床槽の中に落とし込み、中で袋を傾け天城抗火石を敷き詰めていきます。
この工程を設計数量を満たすまで繰り返します。
一個はだいたい手のひら大ぐらいの天城抗火石ですが、手に取ってみるとその見た目からは想像できないほど軽く、多孔質であることが実感できます。
石入れが終わったら、表面についた余分な砂を落とすため水を掛けを行います。
こうして、当社独自のシステムである天城抗火石高速散水ろ床法の天城抗火石設置が無事終了しました。
この後は機器設置、配管工事電気工事と進み、完成はもうすぐです。
天城抗火石を使った高速散水ろ床法の技術詳細はこちら
(この技術は、環境省のETV事業でも環境技術として実証されています。
ETV事業での実証詳細はこちら)