日々の研究や水処理のアレコレなどを綴ります

出張日記

研修と現場で学ぶ「汚泥の返送濃度と滞留時間」の重要性

 2023/05/22   

こんにちは。新入社員の澤本享宏です。

連休前にはなりますが、弊社が代理店をしている(株)SANAに研修を受けに行ってまいりました。
今回が3回目で最後の研修となりました。

今回の研修では改めて基礎的なことを、復習も兼ねてご教授いただきました。
特筆すべきは「汚泥の返送率と汚泥の滞留時間」についてです。

まず、沈殿槽から曝気槽に返す汚泥返送率は通常処理量と同じ量、つまり100%です。
その理由は原水が毎日入ってくるので、返送率が100%以下だと処理が進まないからです

ただ、上記はセオリーでお客様の状況によって返送率は違います。

例えば、高負荷なら返送率を150%にして一気に処理するところもあります。
逆に低負荷なら返送率を低くすることもあります。

次に、上記にもつながるのですが、沈殿槽にある汚泥の滞留時間に関してです。
沈殿槽の汚泥の滞留時間は3~4時間が基本となります。特に夏場であれば腐敗しやすいので3時間が適切です。

多くの学びがあったこの研修後、実際に滞留時間が7~8時間になっている沈殿槽の現場におうかがいする機会がありました。
その現場は滞留時間が長すぎ、汚泥が沈殿槽で腐敗していました。

滞留時間がいかに大切かということを、研修と現場で学びました。

弊社ではお客様の工場、事業所にすぐに駆けつけ、現場調査、水質検査、ラボテストまでを無料でさせていただきます。
排水処理、油脂処理、臭気処理でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

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出張で学んだ、排水処理施設の運転管理の重要性!

 2023/04/17   

こんにちは!
3月から入社した澤本享宏です。
入社してから排水処理の現場に足を運び、早く1人で回れるように奮闘しています。

先週の4月5日~7日で2泊3日の出張にいってきました。
1日目は滋賀県・愛知県、2・3日目は静岡県を回りました。

今回印象的だったことが排水処理施設の運転管理に関してです。
愛知県のお客様先に伺ったときのことです。
こちらは出張の前週にも訪問しており、その時は最終の曝気槽が嫌気性になっていました。
その際に、弊社社長が空気量の調整方法をアドバイスしたことで、今回、最終曝気槽内の糸状菌も減り、好気性になっていました。

また、静岡県のお客様でも排水処理の運転管理アドバイスによって糸状菌が弱くなり、処理が進み改善されていました。

排水処理は、微生物をいかに活性化させるかが鍵で、その一つとして運転管理も重要なのだと感じました。

弊社ではお客様の工場、事業所にすぐに駆けつけ、現場調査、水質検査、ラボテストまでを無料でさせていただきます。
糸状菌でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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SANAの商品研修で学んだ「発泡」のこと

 2023/03/29   

こんにちは!新入社員の澤本享宏です。

先日、弊社が代理店をしている(株)SANAに研修を受けに行ってまいりました。
1回目の研修は2月に行い、今回は2回目の研修でした。

1回目は排水処理の基本的な用語などを座学で学びました。
今回の2回目の研修では、1回目で学んだ内容をもとに、具体的なSANAの商品や発泡の種類といった、より深いことを座学で学びました。
SANAの油トールBASEシリーズといった商品を中心に研修していただきました。

今回の研修で特に目から鱗だったのが、発泡の種類でした。
発泡の種類には4種類あり、その中で似たものもあり見分けづらかったりします。
例えば、高負荷と洗剤の発泡は色が同じで見分けづらいです。
その時の見分け方や対策も研修していただきました。

今後、現場でもいろんな種類の発泡を見て、瞬時に見分け提案できるように精進していきます。

弊社ではお客様の工場、事業所にすぐに駆けつけ、現場調査、水質検査、ラボテストまでを無料でさせていただきます。
排水処理、油脂処理、臭気処理でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

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初めまして!

 2022/12/30   

こんにちわ!

新入社員の澤本剛希と申します!

10月末に前職を退職し、11月1日から㈱澤本商事に入社しました。

今現在はホームページの問い合わせに対する対応や既存のお客様の水質改善のお手伝い、木材乾燥等幅広く活動させて頂いています。

その活動の中で先日滋賀県にある飲料関係の会社様からご要望を受け、排水処理プラントの工事に行ってきました!

このように現場に足を運んで、お客様のお困りごとや相談も承っておりますので、下記のリンクからいつでもご相談ください!

https://www.sawamotoshoji.jp/contact/

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木材乾燥の勉強

 2022/09/12   

9/8に奈良県桜井市で木材乾燥の勉強会に参加してきました。

今回は水がどのようにして抜けていくのか?

木材の自由水とは?

結合水とは?

乾燥初期、乾燥中期、乾燥終期での水の抜け方で木材の割れ、反りにも大きく影響します。

表層と内部の含水率の違いにより引張応力が発生し割れ、反りが起こります。

木材の乾燥では割り、反りは逃れられない「宿命」のようです。

それを改質水で減少させることが弊社の「使命」となります。

改質水を使用した木材乾燥の実績データと乾燥理論とを照らし合わせると、更に改質水の驚異が解ってきます。

woodbe チームとさらなる改良と進化‼

を目指して取り組みます。

 

 

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