こんにちは。澤本享宏です。
こちらの記事(https://www.sawamotoshoji.jp/blog/1348/)でご紹介した設備が完成し、2024年2月に本格稼働を開始しました。
そこから1年が経ち、問題なく安定稼働を続けています。原水の水質などの詳細につきましては、上記の記事をご確認ください。毎月実施している処理水の水質分析も、問題ない結果となっています。
お客様からもご満足の声をいただいております。
沈殿槽の写真
散水ろ床の様子
排水処理施設全体
そして今回、この「天城抗火石高速散水ろ床法」を 国内最大級の業務用専門展「ファベックス」に出展いたします。
開催日程は4月15日(火)~17日(木)です。
今回は三谷産業(株)と共同出店となります。
三谷産業㈱ケミカル事業部とSANA資剤での協業を皮切りに、排水処理のプラント受注もいたしました。
排水プラント事業の次なる展開のため今回の出展となっています。
天城抗火石を活用した排水処理技術の大きな3つのメリット
メリット1環境負荷の低減
天城抗火石を活用して有機性排水の処理を行うことで、公共用水域への環境負荷を低減させることができます。処理過程で発生する余剰汚泥は、活性汚泥法に比べ5分の1~10分の1ほど削減可能です。
環境省の環境技術実証事業により効果が確認されました。
環境省ETV実証事業「天城抗火石散水ろ床法」詳細はこちら
メリット2コストの削減
工期が短く初期費用が抑えられ、運転時の消費エネルギーも低く、設備の入れ替え工事も不要なため維持費が安価です。また、糸状菌・放線菌の発生が少ないため、水質処理効果が安定しており、余剰汚泥が低減することで汚泥処理コストの削減も期待できます。
メリット3狭い範囲で設置可能
既存の排水処理設備に追加する形で導入でき、コンパクトに設置できます。
※天城抗火石を用いた散水濾(ろ)床装置(左) 排水が天城抗火石の中を循環し、微生物の力で浄化されます。(右)
- イベント情報
- 本出展ブースでは、澤本商事の技術担当者によるデモ機を使ったご紹介をいたします
- イベント名
- 第28回 ファベックス2025(日本食糧新聞社主催)
- 日時
- 2025年4月15日(火)〜17日(木)10:00 〜17:00
- 会場
- 東京ビックサイト 東2ホール
- 参加費
- 5,000 円(税込)※招待券持参、事前来場登録は無料
- Webサイト
- https://www.fabex.jp/index.html
天城抗火石、展示デモ機等でご説明いたします。
弊社と三谷産業は、天城抗火石を用いた排水処理技術を広く提供していくことで、
環境負荷低減をはじめとする排水処理の課題解決に貢献してまいります。
ご来場お待ちしています。