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曝気槽の泡の種類。

曝気槽の泡の種類。

 2024/10/07   

こんにちは。澤本享宏です。

先日こちらの記事のお客様のところに訪問いたしました。

こちらのお客様は定期的に訪問しています。

曝気槽の泡対策の改善結果と効果的だった資剤

訪問すると、当初と似た泡が出ていました。

しかし、よーく見てみると違う泡の種類です。

↓前回の泡。

 

↓今回の泡。

 

 

前の泡はムース状の消えない泡で、放線菌由来でした。

今回は似ているようで、違う泡でした。放線菌ではなく、単純な油の負荷による泡です。

現場担当者に工場内の製造の話を聞いてみました。すると油の負荷がさらに高くなったとのこと。

油の影響だといえる根拠がもう一つ。SV30 です。

油の影響が強いとこのような中割れを起こしてしまいます。

顕微鏡で槽内の様子も観察してみました。

 

油の影響で糸状菌も強くなっていました。

こちらのお客様は以前の記事にも書いてある通り、

弊社の油脂分解材のSANA-油トールBと窒素源補給剤のN改-1を使用しています。

 

油の負荷が高くなると、窒素源も必要になります。

今回の対策は通常の投入量を増量してもらいました。

また経過観察の記事を上げたいと思います。

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次回もお楽しみに!!