こんにちは。澤本享宏です。
先日こちらの記事のお客様のところに訪問いたしました。
こちらのお客様は定期的に訪問しています。
訪問すると、当初と似た泡が出ていました。
しかし、よーく見てみると違う泡の種類です。
↓前回の泡。
↓今回の泡。
前の泡はムース状の消えない泡で、放線菌由来でした。
今回は似ているようで、違う泡でした。放線菌ではなく、単純な油の負荷による泡です。
現場担当者に工場内の製造の話を聞いてみました。すると油の負荷がさらに高くなったとのこと。
油の影響だといえる根拠がもう一つ。SV30 です。
油の影響が強いとこのような中割れを起こしてしまいます。
顕微鏡で槽内の様子も観察してみました。
油の影響で糸状菌も強くなっていました。
こちらのお客様は以前の記事にも書いてある通り、
弊社の油脂分解材のSANA-油トールBと窒素源補給剤のN改-1を使用しています。
油の負荷が高くなると、窒素源も必要になります。
今回の対策は通常の投入量を増量してもらいました。
また経過観察の記事を上げたいと思います。
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次回もお楽しみに!!